冬野菜を楽しむおうち中華
れんこんW使い!たたいたもの&すりおろしの落とし焼き

れんこんW使い!たたいたもの&すりおろしの落とし焼き

れんこんは、たたいたもの&すりおろしのダブル使い。香りのいい胡麻油で両面きつね色に香ばしく仕上げて、シャキシャキ、ねっとりのれんこん焼きを楽しみます。料理研究家の大庭英子さんに野菜が美味しいおうち中華レシピを教えてもらいました。

“れんこんと海老の落とし焼き”のつくり方

材料材料 (2~3人分)

れんこん350g
むき海老100g
片栗粉大さじ2
少々
胡麻油大さじ2

1れんこんをすりおろす

れんこんは皮をむき、2/3量はおろし金ですりおろす。

れんこんをすりおろす

2れんこんをたたく

残りのれんこんは厚さ1cmの輪切りにしてビニール袋に入れ、麺棒などでたたいて細かくする。

れんこんをたたく

3海老をカットする

海老は背ワタがあれば取り除き、洗って水気を拭き、幅1cmに切る。①と②のれんこんとともにボウルに入れ、片栗粉、塩を加えて混ぜる。

海老をカットする

4焼く

フライパンに胡麻油を熱し、③をスプーンですくって間隔をあけて落とし入れ、蓋をして強めの中火で3~4分焼く。裏返し、蓋なしで3~4分焼く。

焼く
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

料理研究家歴40年、ジャンルを超えた幅広いレパートリーを持ち、家庭的なおいしさが多くの支持を得ている。その豊富な経験から中華料理のレシピも数多く持ち、プライベートでも中華料理が大好き。近著に『68歳、ひとり暮らし。きょう何食べる?』(家の光協会)、『大庭さんちの保存食』(文化出版局)などがある。

この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 冬
四季dancyu 2023 冬
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482431
2023年12月13日発売/1,200円(税込)

文:松原京子 写真:木村 拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。