れんこんは、たたいたもの&すりおろしのダブル使い。香りのいい胡麻油で両面きつね色に香ばしく仕上げて、シャキシャキ、ねっとりのれんこん焼きを楽しみます。料理研究家の大庭英子さんに野菜が美味しいおうち中華レシピを教えてもらいました。
れんこん | 350g |
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むき海老 | 100g |
片栗粉 | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
胡麻油 | 大さじ2 |
れんこんは皮をむき、2/3量はおろし金ですりおろす。
残りのれんこんは厚さ1cmの輪切りにしてビニール袋に入れ、麺棒などでたたいて細かくする。
海老は背ワタがあれば取り除き、洗って水気を拭き、幅1cmに切る。①と②のれんこんとともにボウルに入れ、片栗粉、塩を加えて混ぜる。
フライパンに胡麻油を熱し、③をスプーンですくって間隔をあけて落とし入れ、蓋をして強めの中火で3~4分焼く。裏返し、蓋なしで3~4分焼く。
料理研究家歴40年、ジャンルを超えた幅広いレパートリーを持ち、家庭的なおいしさが多くの支持を得ている。その豊富な経験から中華料理のレシピも数多く持ち、プライベートでも中華料理が大好き。近著に『68歳、ひとり暮らし。きょう何食べる?』(家の光協会)、『大庭さんちの保存食』(文化出版局)などがある。
この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。
文:松原京子 写真:木村 拓