有賀薫さんの偏愛食材レシピ
皮まで食べてフードロサない!"大根の皮の韓国風味噌汁"

皮まで食べてフードロサない!"大根の皮の韓国風味噌汁"

大根の皮は中身と違い、繊維質で歯ごたえがあります。天日で干してさらに水分を抜けば、食べごたえがアップ。パンチの効いた韓国風の味つけにもマッチします。料理研究家の有賀薫さんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。

“大根の皮の韓国風味噌汁”のつくり方

材料材料 (2人分)

大根の皮80g(ザルに広げて1日干す)
牛挽き肉60g
にんにく1片分(すりおろす)
コチュジャン大さじ1
胡麻油大さじ1/2
味噌大さじ1~2※
大根の葉適宜(あれば。小口切り)
粉唐辛子適宜(好みで)

※コチュジャンの塩分によって調整

1具材をカットする

大根の皮は幅1cmの短冊切りにする。

2炒める

鍋にコチュジャン、にんにく、胡麻油を入れ、弱火で炒める。香りが立ったら挽き肉を加えて中火にし、ほぐしながら炒める。

3煮る

肉の色が変わったら水500mlと①を加える。煮立ったらアクをすくって弱火にし、大根の皮が柔らかくなるまで煮る。あれば大根の葉を加えて火を通す。

4仕上げ

味をみながら味噌を溶き入れ、ひと煮立ちさせる。器に盛り、好みで唐辛子をふる。

完成

教える人

有賀 薫 料理研究家

有賀 薫 料理研究家

2011年より毎日SNSでスープのある生活を発信。スープから始まるライフスタイルを提案している。実験イベント“スープ・ラボ”はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数主催。著書に『スープ・レッスン』(プレジデント社)、『有賀薫の豚汁レボリューション』(家の光協会)、『私のおいしい味噌汁』(新星出版社)など多数あり。

この記事は『四季dancyu 2023 冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 冬
四季dancyu 2023 冬
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833482431
2023年12月13日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。