ワタナベマキさんの偏愛食材レシピ
肌寒い日にぴったりの"長いもと油揚げのいりこ煮"

肌寒い日にぴったりの"長いもと油揚げのいりこ煮"

派手さはないけれど、食べるとほっとするおかずです。長いもは大きめに切り、ホクホクとサクサクの間の歯ごたえを楽しみます。料理研究家のワタナベマキさんに大好きな食材とそれを使ったレシピを教えてもらいました。

“長いもと油揚げのいりこ煮”のつくり方

材料材料 (2~3人分)

長いも400g
油揚げ1枚(150g)(厚めのもの)
三つ葉1/2束
煮干しだし300ml
50ml
みりん大さじ2
小さじ1/3
うす口醤油小さじ2

1油揚げの下ごしらえ

油揚げは熱湯を回しかけて油抜きをし、4等分の三角形に切る。

2長いもをカットする

長いもは厚さ3cmに切り、皮をむいて半月切りにする。三つ葉はざく切りにする。

3和える

鍋に煮干しだしを入れ、中火にかける。ひと煮立ちしたら①、長いも、酒、みりんを加え、さらにひと煮立ちしたら落とし蓋をして、弱めの中火で10分煮る。

4仕上げ

③に塩、うす口醤油を加えて再び落とし蓋をし、さらに10分煮る。三つ葉を加え、さっと煮る。

完成

教える人

ワタナベマキ 料理研究家

ワタナベマキ 料理研究家

料理研究家。食材や調味料の組み合わせのセンスが抜群で、つくりやすいレシピが人気。自身の食のブランド「wa&_(ワンダー)」で、新しい発想の調味料も提案している。

この記事は『四季dancyu2023 秋』に掲載したものです。

四季dancyu2023秋
四季dancyu2023秋
A4変型判(120頁)
2023年9月13日発売/1,200円(税込)

文:佐々木香織 写真:安彦幸枝

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。