エビの美味しさにマヨネーズのコクがプラスされ、ボリューム感も申し分ない一皿です。マヨネーズが大活躍する手間いらずのレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えて貰いました。
卵たっぷりのマヨネーズソースを、主役のエビだけではなく、付け合わせのズッキーニにもたっぷりからめ、おいしさをパワーアップ。
エビ | 大4尾(頭、殻つき) |
---|---|
★ 下味用 | |
・ 塩 | 少々 |
・ 酒 | 少々 |
ズッキーニ | 4cm |
小麦粉 | 少々 |
サラダ油 | 少々 |
★ 卵マヨネーズソース | |
・ 卵 | 2個 |
・ マヨネーズ | 大さじ2 |
エビは尾の一節を残して殻をむき、あれば背ワタを取る。
水で洗って水気をふき、腹側から縦に切り込みを入れて開き、身の部分に右左に縦に1本ずつ浅く切り込みを入れる。
ボウルに入れて塩、酒をふってまぶす。ズッキーニは厚さ1cmの輪切りにする。
別のボウルに卵を割りほぐし、マヨネーズを加えて泡立て器で混ぜる。
エビの水気をふき、ズッキーニとともに小麦粉をまぶして余分な粉をはたき落とす。
フライパンにサラダ油を薄くひき、弱めの中火に熱する。ズッキーニを卵マヨネーズソースに入れる。ソースごとスプーンですくってフライパンに入れ、弱火で2分焼き、返して2~3分焼いて取り出す。
エビを卵マヨネーズソースに入れ、たっぷりとからませてフライパンに入れる。さらに卵マヨネーズソースをスプーンでかける。弱火で2分焼き、返して2分焼き、取り出す。残りも同様に焼き、ズッキーニとともに器に盛り合わせる。
シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。
この記事は『技あり!dancyu マヨネーズ』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志