マヨネーズは焼くと旨い!
フレッシュでみずみずしい味わいの"マヨ鶏トマトソース"

フレッシュでみずみずしい味わいの"マヨ鶏トマトソース"

パサパサになりがちな鶏むね肉ですが、マヨネーズでマリネすることで焼いてもパサつかず、しっとり美味しく仕上がります。マヨネーズが大活躍する手間いらずのレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えて貰いました。

“マヨ鶏トマトソース”のつくり方

トマトソースで鮮やかに。鶏肉を焼いた後、フライパンに残った脂を利用してフレッシュトマトでささっとつくります。

材料材料 (2人分)

鶏むね肉2枚(340g)
★ 下味用
・ マヨネーズ大さじ2
・ 塩少々
・ 胡椒少々
ブロッコリー1/2個
オリーブ油大さじ1
少々
★ トマトソース
・ トマト大1個
・ 塩少々
・ 胡椒少々

1鶏肉に下味をつける

鶏むね肉はボウルに入れて下味用の調味料をからませ、30分ほどおく。

2ブロッコリーをカットする

ブロッコリーは小房に分けて、縦2~3等分にする。

3トマトをカットする

トマトはへたを取り、横半分に切って種を取り、1cm角に切る。

4ブロッコリーを焼く

フライパンにオリーブ油を熱し、ブロッコリーの切り口を下にして入れて中火で1~2分色よく焼き、返して同様に焼く。蓋をして1分ほど弱火で蒸し焼きにして取り出し、塩をふって器に盛る。

5鶏肉を焼く

フライパンをさっと洗って水気をふき、弱めの中火にかけて鶏むね肉の皮目を下にして入れ、3~4分焼く。返して中火で2分ほど焼き、蓋をして弱火で3分ほど蒸し焼きにして器に盛る。

鶏肉を焼く
鶏肉の表面のマヨネーズがこんがりといい焼き色をつけてくれます!これもマヨネーズの隠し技。

6仕上げ

⑤のフライパンにトマトを加えてさっと炒めて塩、胡椒をふり入れてトマトソースをつくり、鶏むね肉にかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。

この記事は『技あり!dancyu マヨネーズ』に掲載したものです。

技ありdancyu『マヨネーズ』
技あり!dancyu マヨネーズ
グラタン、ピカタ、マヨ鶏、マヨソテー、卵焼き、洋風茶碗蒸し、フリッター、海老マヨ、チキン南蛮、レタス巻きなどなど69品。マヨネーズの旨さを生かす傑作レシピに加えて、料理をおいしくするその機能性に着目した新発見レシピを集めました。
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833476393
2017年10月28日発売/880円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。