
塩レモンの塩味と酸味に、はちみつの甘さとシナモンパウダーの香りがアクセントとして効いた華やかな一皿です。料理研究家の荻野恭子さんから、日々役立つ調味料を習いました。
そら豆やえんどう豆、モロッコいんげんやレンズ豆など手に入ったお好みの豆でも楽しんでください。
| スナップえんどう | 8個 |
|---|---|
| ビーツ | 小1個(100g) |
| 新玉ねぎ | 1/8個分(薄切り) |
| ディル | 1枝 |
| ★ レモンドレッシング | |
| ・ 塩レモン | 20g |
| ・ はちみつ | 小さじ1 |
| ・ シナモンパウダー | 少々 |
| ・ 粗挽き黒胡椒 | 少々 |
| ・ 塩 | 少々 |
| ・ 酢 | 大さじ2 |
| ・ オリーブオイル | 大さじ2 |
ビーツは角切りにして鍋に入れ(皮はむかなくてもよい)、かぶるくらいの水を入れて火にかけ、水分がなくなるまでゆでる。

スナップえんどうは筋を取ってゆで、半分の長さに切る。
塩レモンは粗みじんにし、ドレッシングのほかのすべての材料と混ぜ合わせる。

器にビーツ、スナップえんどう、玉ねぎを盛りつけ、ディルを適当な長さに切ってのせ、③を回しかける。


料理研究家。世界中を旅しながら現地の家庭やレストランで料理を習い、食文化を研究するのがライフワーク。これまでに訪れた国は65カ国以上。特に“塩”は長年追いかけ続けているテーマの一つで、近著に『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)がある。ほかに『手づくり調味料のある暮らし』(暮しの手帖社)など著書多数。自宅で料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2023春』に掲載したものです。

文:鹿野真砂美 撮影:伊藤徹也