荻野恭子さんの手づくり調味料レシピ
旬の美味しさ"たけのこの味噌炒め"

旬の美味しさ"たけのこの味噌炒め"

旬のたけのこのホクホクとした味わいを、シンプルに味わう一皿です。料理研究家の荻野恭子さんから、日々役立つ調味料を習いました。

“たけのこの味噌炒め”のつくり方

味噌の香ばしさと優しい甘さを、仕上げの木の芽が引き締めます。
好みで、鶏肉などのタンパク質をプラスして、ボリュームのあるおかずにしても。

材料材料 (2人分)

たけのこ100g(下ゆでしたもの)
A
・ 味噌大さじ1
・ 酒大さじ1
・ みりん大さじ1
胡麻油大さじ1
木の芽適量

1たけのこをカットする

たけのこは食べやすい大きさの薄切りにする。

2炒める

フライパンに油を入れて中火で熱し、たけのこをさっと炒める。

3味噌と炒め合わせる

Aを混ぜ合わせて②に加え、手早く炒め合わせて器に盛り、木の芽を添える。

完成

教える人

料理研究家 荻野恭子

料理研究家 荻野恭子

料理研究家。世界中を旅しながら現地の家庭やレストランで料理を習い、食文化を研究するのがライフワーク。これまでに訪れた国は65ヶ国以上。特に“塩”は長年追いかけ続けているテーマの一つで、近著に『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)がある。ほかに『手づくり調味料のある暮らし』(暮しの手帖社)など著書多数。自宅で料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2023春』に掲載したものです。

四季dancyu 2023 春
四季dancyu 2023 春
A4変型判(120頁)
2023年3月10日発売/1,200円(税込)

文:鹿野真砂美 撮影:伊藤徹也

鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。