3ステップでできる主菜レシピ
海老マヨと海老チリがおいしく合体!"えびマヨチリ"

海老マヨと海老チリがおいしく合体!"えびマヨチリ"

海老チリの辛くホットな味わいと海老マヨのまろやかなおいしさが、絶妙に融合した一皿です。料理研究家の本田明子さんに、手間いらずで美味しい主菜がつくれるレシピを教えてもらいました。

“えびマヨチリ”のつくり方

海老は「焼く」。野菜は「蒸し焼き」。
調味料を加えても混ぜたりせず、1分待ってからフライパンを「揺する」。
レシピのどこにも「炒める」とは書いてありません。
触らずいじらず。フライパンの熱を信頼すればおいしく仕上がります。

材料材料 (3~4人分)

海老10~12尾(正味150g)
パプリカ1/2個(100g)(黄)
ピーマン2個(80g)
長ねぎ15cm分(50g)(みじん切り)
小さじ1
片栗粉大さじ2
A
・ マヨネーズ大さじ2~3
・ 酒大さじ2
・ トマトケチャップ大さじ1
・ 醤油小さじ1
・ 砂糖小さじ1/2
・ 豆板醤小さじ1/2
胡麻油大さじ1

1下ごしらえ

パプリカとピーマンは一口大に切る。海老は頭と殻と背ワタを取り除き、キッチンペーパーで水気を拭き、酒をからめて片栗粉を全体にまぶす。Aは混ぜる。

下ごしらえ

2蒸し焼きにする

フライパンに油を中火で熱し、海老を並べる。こんがりと色づいたら海老を裏返してねぎを散らし、パプリカとピーマンを加えて蓋をし、1分ほど蒸し焼きにする。

蒸し焼きにする

3仕上げ

Aをジャーッと回しかけ、そのまま1分ほど煮る。フツフツしてきたら、フライパンを揺すり、全体に味をからめる。

仕上げ
完成

教える人

料理研究家 本田 明子

料理研究家 本田 明子

家庭料理家。1982年に小林カツ代さんの内弟子第一号となり、以来20年ほど助手を務め、2007年に独立。子供向けの料理から高齢者のためのメニュー開発まで、幅広い世代に喜ばれるレシピを提案。著書に『本田さんちのおかずが美味しい理由』(学研プラス)、『クロワッサン特別編集 旬の野菜を使い切る、昔ながらのおかず。』(マガジンハウス)など多数。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。

四季dancyu 2022冬
四季dancyu 2022冬
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型 判( 120 頁)
ISBN: 9784833481748
2022年12月13日発売 / 1,100円(税込)

文:佐々木香織 撮影:鈴木泰介

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。