醤油のおいしさを実感する基本レシピ
バターが香る"焼きおにぎり"

バターが香る"焼きおにぎり"

温かいご飯にバターを混ぜ込み、焼きおにぎりに!醤油とバターの香りがたまらない一品です。料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“焼きおにぎり”のつくり方

材料材料 (2人分)

★ バター醤油ご飯
・ 温かいご飯400g
・ バター大さじ1と1/2
・ 醤油大さじ2
醤油適量

1ご飯とバターを混ぜる

ボウルに温かいご飯、バターを入れて混ぜ、すりこ木などでご飯粒をつぶし、少し粘りを出す。

ご飯とバターを混ぜる
脂分が入ったご飯は形がくずれやすいので、すりこ木などでご飯の粒をつぶしてから握ります。焼く前に表面を乾燥させることもポイントです。

2成形する

醤油を加えてよく混ぜ、4等分にして水で濡らした手で丸く平らに形づくる。バットに並べて、30分ほどおき、途中裏に返して、表面を乾燥させる。

3焼く

ガス台のグリルを熱しておにぎりを並べ、表面をカリッと焼き、さらに刷毛で醤油を塗りながら焼く。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478519
2020年2月29日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。