堤人美さんの秋を感じる主菜レシピ
秋の味覚を堪能する"鮭とごぼうの炊き込みご飯"

秋の味覚を堪能する"鮭とごぼうの炊き込みご飯"

鮭と昆布、ごぼうの旨味が詰まった、しみじみと美味しい炊き込みご飯です。秋に旬を迎える食材を巧みに使いながら食べごたえのある主菜を料理家の堤 人美さんに教えてもらいました。

“鮭とごぼうの炊き込みご飯”のつくり方

炊飯器ではなく土鍋で炊く場合は強火で炊き始め、煮立ったら弱火で15分ほど炊く。
30秒ほど強火にして炊き上げ、10分蒸らして出来上がり。
さらにおいしく炊けます。

材料材料 (2~3人分)

2合
2切れ
少々
ごぼう1/2本(50g)
梅干し2個(塩分12%、種ごと)
昆布1枚(5cm角)
A
・ 酒大さじ2
・ うす口醤油大さじ2
・ 塩少々
・ 水酒、醤油を含めて2カップ

1下ごしらえ

米は洗ってザルにあげる。鮭はバットなどにのせて塩を両面ふり、15分置いて出てきた水分をキッチンペーパーで拭く。

下ごしらえ

2ごぼうをカットする

ごぼうはささがきにして水に5分ほどさらす。

ごぼうをカットする

3炊く

炊飯器の内釜に米とAを入れてざっと混ぜ、昆布、鮭、ごぼう、梅干しをのせて普通に炊く。炊き上がったら鮭の骨と梅干しの種を除き、さっくり混ぜて器に盛る。

炊く
完成

教える人

堤 人美 料理家

堤 人美 料理家

料理家。京都府出身。身近な素材を使い、つくり方がシンプル、そして毎日食べても食べ飽きない料理を数多く提案。書籍や雑誌でレシピを紹介するほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など多岐にわたって活躍中。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。

四季dancyu 2022秋
四季dancyu 2022秋
いつもの食卓をちょっと格上げ

A4変型判(120頁)
ISBN:9784833481502
2022年9月12日発売/1,100円(税込)

文:中村裕子 写真:竹内章雄

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。