豚バラと野菜の旨味を卵に閉じ込めたおかずです。ナンプラーの風味がアクセントになり、より食欲を刺激します。秋に旬を迎える食材を巧みに使いながら食べごたえのある主菜を料理家の堤 人美さんに教えてもらいました。
火の通りやすい材料ばかりなので、素早く調理が可能。
全体を卵でとじ込めるので、肉や野菜から出た旨味を余すところなく食べられます。
卵 | 3個 |
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小松菜 | 3株(100g) |
豚バラ肉 | 150g(薄切り) |
ナンプラー | 小さじ1 |
塩 | 適量 |
胡椒 | 適量 |
にんにく | 1/2片分(粗みじん) |
オリーブオイル | 小さじ2 |
小松菜、豚肉とも幅2cmに切る。フライパンにオリーブオイルとにんにくを弱火で熱し、香りが出たら中火にして豚肉を加える。
塩、胡椒各少々を入れて1分半炒め、出てきた脂をキッチンペーパーで拭く。小松菜を加えてしんなりするまで炒め、ナンプラーと塩、胡椒各少々で味を調える。
卵は溶きほぐして全体に回し入れ、そのまま1分ほど焼いて、底面が焼き固まったら器に滑らせるようにして盛る。
料理家。京都府出身。身近な素材を使い、つくり方がシンプル、そして毎日食べても食べ飽きない料理を数多く提案。書籍や雑誌でレシピを紹介するほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など多岐にわたって活躍中。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄