厚揚げと鶏挽き肉がよく絡み合った、白飯が進むボリュームたっぷりのおかずです。秋に旬を迎える食材を巧みに使いながら食べごたえのある主菜を料理家の堤 人美さんに教えてもらいました。
厚揚げが主役ですが、鶏肉で旨味とボリュームをアップ。
厚揚げは熱湯で油を抜いておくこと、手でちぎって入れることでしっかり味がからみます。
厚揚げ | 1枚 |
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鶏挽き肉 | 150g |
にんじん | 1本(150g) |
卵 | 1個 |
胡麻油 | 小さじ2 |
生姜 | 1/2片分(せん切り) |
酒 | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
醤油 | 小さじ1/2 |
厚揚げは熱湯をかけて油抜きし、水気を拭く。にんじんは長さ4cmのせん切りにする。卵は割りほぐす。
フライパンに胡麻油を中火で熱し、挽き肉をさっと炒めて色が変わったらにんじんを加え、さっと炒める。
厚揚げをちぎりながら加え、転がしながら2分ほど焼き、生姜と酒を加え混ぜ合わせる。塩、醤油で味を調え、卵を回し入れ大きく混ぜて仕上げる。
料理家。京都府出身。身近な素材を使い、つくり方がシンプル、そして毎日食べても食べ飽きない料理を数多く提案。書籍や雑誌でレシピを紹介するほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など多岐にわたって活躍中。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄