煮た長いもの食感が新鮮なおでん風煮ものです。秋に旬を迎える食材を巧みに使いながら食べごたえのある主菜を料理家の堤 人美さんに教えてもらいました。
長いもは短時間で火が通り、栄養価も高いという優れもの。
下ゆでも不要なので、もっと気軽に食卓に登場させたい食材です。
ゆで卵との食べ合わせも意外なおいしさ。
ゆで卵 | 3~4個 |
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長いも | 200g |
焼きちくわ | 4本 |
★ 煮汁 | |
・ だし | 2と1/2カップ |
・ 酒 | 1/4カップ |
・ みりん | 小さじ2 |
・ うす口醤油 | 大さじ2 |
塩 | 少々 |
九条ねぎ | 3本分(小口切り) |
卵は鍋に入れてたっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰してから8分ゆでて固ゆで卵をつくり、殻をむいておく。
長いもは皮をむいて長さ3cmの輪切り、または半月切りにする。ちくわは斜め2等分に切る。
鍋に煮汁の材料と長いも、ちくわを入れて火にかけ、煮立ったらキッチンペーパーで落とし蓋をして弱めの中火で15分煮る。卵を加えて3分ほど煮て塩で味を調え、器に盛ってねぎを散らす。
料理家。京都府出身。身近な素材を使い、つくり方がシンプル、そして毎日食べても食べ飽きない料理を数多く提案。書籍や雑誌でレシピを紹介するほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など多岐にわたって活躍中。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022秋』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄