醤油のおいしさを実感する基本レシピ
ホクホクと癒される味わい"かぼちゃの煮物"

ホクホクと癒される味わい"かぼちゃの煮物"

コトコトと煮込んだかぼちゃは、やさしい甘味と醤油のしょっぱさで絶妙なバランスに。料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“かぼちゃの煮物”のつくり方

材料材料 (4人分)

かぼちゃ1/2個(約500g)
1と1/2カップ
★ 調味料
・ みりん大さじ2
・ 砂糖大さじ1
・ 醤油大さじ2

1下ごしらえ

かぼちゃは皮を洗い、種をスプーンで取る。幅3~4cmに切ってから長さ3~4cmに切る。

2煮る

鍋にかぼちゃの皮が下になるように入れる。水と調味料を入れて中火にかけ、煮立ってきたら蓋をして弱火で15分ほど、かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。

煮る
隙間なくきっちり並べて煮ると煮くずれることがありません。鍋のサイズ選びもポイントになります。
完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478519
2020年2月29日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。