醤油のおいしさを実感する基本レシピ
甘辛く濃厚な味わいがたまらない"豚バラ照り焼きとろろ丼"

甘辛く濃厚な味わいがたまらない"豚バラ照り焼きとろろ丼"

醤油プラスみりん&砂糖で甘辛く仕上げた豚バラ肉にとろろを合わせた、ボリュームたぷりの丼ぶりです!料理に深みや香りを与えてくれる万能調味料、醤油。改めてそのおいしさを実感するレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“豚バラ照り焼きとろろ丼”のつくり方

甘辛味はおいしいだけでなく、てりてりの姿が食欲をそそります。濃厚な豚バラ肉にとろろをからめながら、甘辛い醤油味をじっくり味わってください。

材料材料 (2人分)

豚バラ肉6枚(約280g)(厚さ6~8mmのもの)
長いも200g
マスタードスプラウト適量
温かいご飯適量
サラダ油少々
★ たれ
・ 酒大さじ2
・ みりん大さじ2
・ 砂糖大さじ1
・ 生姜大さじ1/2(すりおろし)
・ 醤油大さじ3
・ 胡椒少々

1とろろをつくる

長いもは皮をむいてすりおろし、とろろをつくる。スプラウトは根元を切り落とし、さっと洗って水気をきる。

2豚肉を焼く

フライパンにサラダ油を熱して豚肉を並べ入れ、弱火でゆっくり焼きつける。

3たれを加える

出てきた脂はキッチンぺーパーで拭き取りながら、両面をカリカリに焼き、たれの材料を加え、全体にからめる。

たれを加える
出てきた脂は焦げてしまうので、キッチンペーパーでしっかり拭き取りながら、肉の表面がカリカリになるまでじっくり火を通します。

4仕上げ

丼にご飯を盛ってとろろをかけ、豚肉を並べてスプラウトを散らし、フライパンに残ったたれを全体にかける。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ』に掲載したものです。

料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
料理の手ほどき さしすせそ しょうゆ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478519
2020年2月29日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。