素材の風味を生かす塩使いの基本レシピ
キャベツの甘味が引き立つ"ゆでキャベツの梅味噌和え"

キャベツの甘味が引き立つ"ゆでキャベツの梅味噌和え"

ゆでたキャベツと白味噌の甘味が、梅干しの酸味と好相性。箸が止まらなくなる副菜です。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“ゆでキャベツの梅味噌和え”のつくり方

酸っぱい梅干しとほんのり甘い白味噌との絶妙な組み合わせ。
キャベツの甘味が一段と引き立ちます。

材料材料 (2~3人分)

キャベツ300g
キャベツをゆでる塩小さじ1/2
梅干し2個
白味噌大さじ2

1キャベツをゆでる

塩(分量外)を加えたたっぷりの熱湯にキャベツ2枚ずつぐらいを入れ、2分ほどゆでて冷水にとって冷ます。残りも同様にゆでて冷まし、水気を拭いて3cm四方に切る。

2梅干しをたたく

梅干しは種を取り、包丁で細かくたたく。

3和える

大きめのボウルに梅干し、白味噌を入れて混ぜ、キャベツを加えて和え、器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。

料理のてほどき さしすせそ しお
料理のてほどき さしすせそ しお
塩がなければ始まらない
料理の手ほどき さしすせそ しお
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478212
2019年12月17日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:鈴木泰介

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。