淡泊なささみで梅干しと青じそを挟んだヘルシーな一品です。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
鶏肉、梅干し、青じその黄金の組み合わせ。さっぱり爽やかな肉料理。冷めてもおいしいから、お弁当のおかずにもおすすめです。
鶏ささみ | 大4本 |
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梅干し | 3個 |
青じそ | 8枚 |
かぼちゃ | 150g |
サラダ油 | 大さじ1と1/2 |
ささみは筋を取り、ささみの中心に縦に身の厚さの半分ぐらいまで、浅く切り込みを入れ、切り込みの部分から両端に向かって切り開いて、観音開きにする。
梅干しは種を取り、包丁で細かくたたく。
ささみを縦長に並べて梅干しを塗り、青じそを2枚、並べて半分に折る。
かぼちゃは厚さ1cmに切り長さを半分に切る。
フライパンにサラダ油を熱してささみを入れ、まわりにかぼちゃを入れて、中火で色よく焼く。裏に返して焼き、蓋をして3~4分弱火で蒸し焼きにして器に盛り合わせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介