塩釜焼きにすることで魚の旨味を逃がすことなく、みずみずしい食べ心地に仕上がります。おかずとしてはもちろん、ワインのお供にも。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
切り身魚で手軽につくります。塩釜の中で蒸された魚はふっくらジューシー。ハーブの香りもソフトにからみます。
白身魚の切り身 | 2切れ(200g)(鯛など) |
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★ 卵白生地 | |
・ 卵白 | 2個分 |
・ 塩 | 30g |
・ 小麦粉 | 25g |
・ ローズマリー | 大さじ1(みじん切り) |
・ パセリ | 大さじ2(みじん切り) |
・ レモンの表皮 | 大さじ1/2(みじん切り) |
・ レモン汁 | 大さじ1 |
・ 白ワイン | 大さじ1 |
レモン汁 | 適量 |
鯛は皮目に2本の切り込みを入れて室温にもどす。オーブントースターの天板にオーブンペーパーを敷く。
卵白をボウルに入れて泡立て器でツノが立つまでかたく泡立て、塩を加える。
均等になるまで混ぜる。
残りの材料を加えて泡をつぶさないように混ぜる。
オーブントースターの天板に卵白生地の1/3量を敷き、鯛を並べてのせる。
残りの卵白生地をかぶせる。
表面をならしてオーブントースターに入れて20~25分焼く。ボードなどに盛り、塩釜を割ってレモン汁をふる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介