素材の風味を生かす塩使いの基本レシピ
バゲットに付けて食べたい"塩ゆで豚のリエット"

バゲットに付けて食べたい"塩ゆで豚のリエット"

好みのハーブを使って、自分専用のリエットが簡単につくれます。食材と塩を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“塩ゆで豚のリエット”のつくり方

とても簡単に、極上のリエットが手づくりできます。スッキリした味わい。

材料材料 (3~4人分)

塩ゆで豚160g
玉ねぎ小1/4個(40g)
マッシュルーム40g
セロリ25g
バター適量
白ワイン大さじ1
塩ゆで豚のゆで汁※大さじ1
少々
胡椒少々
好みのハーブ各適宜(チャイブ、チャービルなど)

※ゆで汁がなければ水で代用。

1下準備

塩ゆで豚は薄切りにする。バターは室温にもどす。

2野菜類を炒める

玉ねぎ、マッシュルーム、セロリはみじん切りにして、バター大さじ1でしんなりするまで炒める。

3撹拌する

フードプロセッサーに塩ゆで豚、②を入れ、なめらかになるまで撹拌する。

4仕上げ

白ワイン、ゆで汁、塩、胡椒、バター40gを加え、さらに撹拌して全体を均等になじませる。器に入れて冷蔵庫で冷やし固め、上に好みのハーブを飾る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、『料理のてほどき さしすせそ しお』に掲載したものです。

料理のてほどき さしすせそ しお
料理のてほどき さしすせそ しお
塩がなければ始まらない
料理の手ほどき さしすせそ しお
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478212
2019年12月17日発売/770円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。