食卓で和えることで、彩りも鮮やかで、野菜のシャッキとした食感も楽しめます。季節ごとの素材をシンプルに調理するのが得意で、料理をすることが大好きな料理研究家の遠藤千恵さんに、気負わずできるレシピを教えてもらいました。
上からドレッシングをかけるのではなく、野菜とドレッシングをよく和えたものがトスサラダ。きゅうりやトマト、とうもろこし、ズッキーニ、紫キャベツ、スプラウトなど、季節のものを使います。
好みの野菜 | 適量 |
---|---|
好みの雑穀や豆 | 適量(ゆでたもの) |
A | |
・ 酢 | 大さじ1/2 |
・ 玉ねぎ糀 | 大さじ2 |
・ 黒胡椒 | 適量 |
EXV.オリーブオイル. | 大さじ3 |
葉野菜はざく切りに、赤玉ねぎやキャベツはせん切りに、もやしやとうもろこしはゆでるなど、好みの野菜を食べやすいように準備する。
ボウルにAを入れて泡立て器でよく混ぜる。オリーブオイルを少しずつ注ぎながら、全体がとろりと乳化するまで混ぜる。
①に②を適量かけ、よく和えてから食卓に出す。
「ties」主宰。マクロビオティックを学んだ後に、フレンチシェフのもとで基礎となる技法を学ぶ。各国を旅して多様な食文化に触れながら、現在は神奈川県の自然豊かな土地で親交の深い生産者と近隣の付き合いから手に入る野菜を中心に、昔ながらの手仕事を取り入れた料理をつくっている。情報はインスタグラム(@ties.chie)で発信。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
構成・文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子