常備できる糀や発酵漬物を使った、旨味の深いスープのご紹介。季節ごとの素材をシンプルに調理するのが得意で、料理をすることが大好きな料理研究家の遠藤千恵さんに、気負わずできるレシピを教えてもらいました。
夏バテしそうなときこそ、温かいものを食べて体力をつけなくちゃ。そんなときは、泡菜の酸味を生かした煮込みをどうぞ。
豚スペアリブ | 8本 |
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玉ねぎ糀 | 大さじ3 |
玉ねぎ | 2個分(くし形切り) |
ズッキーニ | 2本分(厚さ1cmの輪切り) |
にんじん | 1/2本(拍子切り) |
泡菜(パオツァイ) | 適量 |
泡菜の漬け汁 | 400ml |
塩 | 小さじ1/4 |
黒胡椒 | 適量 |
香菜 | 適量(粗みじん) |
スペアリブに玉ねぎ糀をもみ込み、冷蔵庫で一晩置く。
鍋に泡菜の漬け汁と水200ml(材料外)を入れて強火にかけ、沸騰したらアクを取って中火にする。
①、玉ねぎ、泡菜、にんじんも加え、弱火で30分煮込む。
ズッキーニと塩を加え、ズッキーニが柔らかくなったら火からおろし、器に盛る。胡椒をふり、香菜をのせる。
「ties」主宰。マクロビオティックを学んだ後に、フレンチシェフのもとで基礎となる技法を学ぶ。各国を旅して多様な食文化に触れながら、現在は神奈川県の自然豊かな土地で親交の深い生産者と近隣の付き合いから手に入る野菜を中心に、昔ながらの手仕事を取り入れた料理をつくっている。情報はインスタグラム(@ties.chie)で発信。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
構成・文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子