発酵の旨味を利用した、夏にぴったりの和え麺です。季節ごとの素材をシンプルに調理するのが得意で、料理をすることが大好きな料理研究家の遠藤千恵さんに、気負わずできるレシピを教えてもらいました。
干し海老と、泡菜の漬け汁の塩味や風味を利用して、コクのある味わいに。泡菜(パオツァイ)さえあれば、好みの野菜をのせればOKのクイックレシピ。
ひやむぎ | 4束分(ゆでて冷水にとり、水気をきる) |
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トマト | 大2個分(1cm角に切る) |
水菜 | 1束分(ざく切り) |
泡菜 | 大さじ2(みじん切り) |
干し海老 | 1/4カップ分(細かくする) |
泡菜の漬け汁 | 100ml(麺つゆでもOK) |
A | |
・ ココナッツミルク | 300ml(豆乳でもOK) |
・ 塩 | 小さじ1 |
・ 豆板醤 | 小さじ2 |
胡麻油 | 大さじ2 |
白すり胡麻 | 大さじ2 |
鍋に海老を入れて弱火にかけ、香りが立つまでから煎りする。
泡菜の漬け汁を加えてひと煮立ちさせ、アクを取る。
②にAを加えてよく混ぜ、火を止めて、そのまま冷ます。
器にひやむぎを盛り、③を注ぎ、トマトと水菜、泡菜をのせる。胡麻油を回しかけ、すり胡麻をかける。
「ties」主宰。マクロビオティックを学んだ後に、フレンチシェフのもとで基礎となる技法を学ぶ。各国を旅して多様な食文化に触れながら、現在は神奈川県の自然豊かな土地で親交の深い生産者と近隣の付き合いから手に入る野菜を中心に、昔ながらの手仕事を取り入れた料理をつくっている。情報はインスタグラム(@ties.chie)で発信。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
構成・文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子