ビーツが手に入った時につくっておけば、いろいろな料理に展開できる、万能ソースです!季節ごとの素材をシンプルに調理するのが得意で、料理をすることが大好きな料理研究家の遠藤千恵さんに、気負わずできるレシピを教えてもらいました。
オーブンで焼いたビーツと梅干しの果肉と酢をミキサーにかけ、油と合わせるだけ。ゆでたじゃがいもに梅ビーツソースとみょうがをざっくりと混ぜれば、美しい色合いのポテトサラダに。蒸し鶏に青じそやみょうがの薬味をたっぷりのせ、梅ビーツソースを添えても美味。
ビーツ | 1個 |
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梅干し | 3個(種を取る) |
りんご酢 | 30ml |
米油 | 50ml |
ビーツは縦半分に切り、切り口を上にしてアルミホイルで包む。予熱なしのオーブンに入れ、140℃で90分焼く。竹串がスッと入るくらい柔らかくなったらオーブンから出し、そのまま冷ます。
皮をむき、1cm角に切る。②と梅干しとりんご酢をミキサーで撹拌する。米油を少しずつ加え、乳化させる。
「ties」主宰。マクロビオティックを学んだ後に、フレンチシェフのもとで基礎となる技法を学ぶ。各国を旅して多様な食文化に触れながら、現在は神奈川県の自然豊かな土地で親交の深い生産者と近隣の付き合いから手に入る野菜を中心に、昔ながらの手仕事を取り入れた料理をつくっている。情報はインスタグラム(@ties.chie)で発信。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
構成・文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子