料理を楽しむ人の日常ごはん~料理研究家の遠藤千恵さん編~
アレンジ自在の万能ソース"梅ビーツソース"

アレンジ自在の万能ソース"梅ビーツソース"

ビーツが手に入った時につくっておけば、いろいろな料理に展開できる、万能ソースです!季節ごとの素材をシンプルに調理するのが得意で、料理をすることが大好きな料理研究家の遠藤千恵さんに、気負わずできるレシピを教えてもらいました。

梅ビーツソースのつくり方

オーブンで焼いたビーツと梅干しの果肉と酢をミキサーにかけ、油と合わせるだけ。ゆでたじゃがいもに梅ビーツソースとみょうがをざっくりと混ぜれば、美しい色合いのポテトサラダに。蒸し鶏に青じそやみょうがの薬味をたっぷりのせ、梅ビーツソースを添えても美味。

材料材料 (つくりやすい分量)

ビーツ1個
梅干し3個(種を取る)
りんご酢30ml
米油50ml
材料

1ビーツを焼く

ビーツは縦半分に切り、切り口を上にしてアルミホイルで包む。予熱なしのオーブンに入れ、140℃で90分焼く。竹串がスッと入るくらい柔らかくなったらオーブンから出し、そのまま冷ます。

2仕上げる

皮をむき、1cm角に切る。②と梅干しとりんご酢をミキサーで撹拌する。米油を少しずつ加え、乳化させる。

完成

教える人

料理研究家 遠藤千恵

料理研究家 遠藤千恵

「ties」主宰。マクロビオティックを学んだ後に、フレンチシェフのもとで基礎となる技法を学ぶ。各国を旅して多様な食文化に触れながら、現在は神奈川県の自然豊かな土地で親交の深い生産者と近隣の付き合いから手に入る野菜を中心に、昔ながらの手仕事を取り入れた料理をつくっている。情報はインスタグラム(@ties.chie)で発信。

※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。

四季dancyu 2022夏
四季dancyu 2022夏
A4変型判(120頁)
2022年6月8日発売/1,100円(税込み)

構成・文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子

藤井 志織

藤井 志織 (編集・ライター)

フリーランスで、主に雑誌や書籍、WEB、企業の販促物などで編集や取材、執筆を行うほか、イベントの企画やディレクションを行うことも。担当した書籍に、草場妙子著『TODAY’S MAKE BOOK 今日のメイクは?』、石井佳苗著『DAILY LIFE』、重信初江著『昔ながらのおかず』、オカズデザイン著『マリネ』、nestRobe著『SLOW MADEな服づくり』、小堀紀代美著『LIKE LIKE KITCHENの旅する味』、ウー・ウェン著『100gで作る北京小麦粉料理』などがある。