素揚げしたジューシーな手羽に、クミンベースのスパイスをまぶした絶品つまみです。おなじみのハイボールにレモンサワー、そして人気急上昇中のクラフトジンの炭酸割り。夏のシュワシュワは飲み口も軽く、スカッと暑さを吹き飛ばしてくれます。そんなお酒のつまみになる、夏仕様のシンプルにつくれるレシピを料理研究家の平野由希子さんに習いました。
個性的な香りのクミンをベースにしたスパイスをからめるだけで途端にエスニックな魅惑の味わいに。中までしっかり火を通すためにじっくり揚げるのがポイントです。
手羽先 | 6本 |
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塩 | 小さじ1/2 |
★ スパイス | |
・ クミン | 小さじ1/2(パウダー) |
・ 黒胡椒 | 少々 |
・ パプリカパウダー | 少々 |
揚げ油 | 適量 |
レモン | 適宜 |
手羽先は骨に沿って切り込みを入れ、塩をもみ込み、30分置く。
水気を拭き、高温(180℃)の油に皮目を下にして入れ、途中で返す。こんがりと色づくまで5〜6分揚げ、油をきってスパイスをまぶす。好みでレモンを添える。
料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。フレンチをベースに幅広いジャンルの料理を手がける。自称「レモンサワーラバー」で、ワインだけにとどまらずお酒をこよなく愛す。おいしく飲むためにおつまみは必須で、メニューを考えているだけで楽しくて時間も忘れてしまうとか。そのシンプルかつキレのよい味わいは多くの酒飲みをうならせる。書籍、雑誌、広告のレシピ制作や飲食店のプロデュースなどで活躍中。著書も多数。
この記事は『四季dancyu 2022 夏』に掲載したものです。
構成・文:中村裕子 撮影:キッチンミノル