とうもろこしのプチプチ弾ける食感は、夏ならでは。バター醤油で照り焼きに仕上げます。手間を省くための知恵を駆使した納得のおかずを、料理研究家の井原裕子さんに教わりました。
つくねはふっくら火を通すために弱火でじっくり蒸し焼きに。その間に副菜をつくるなど、時間を効率的に使ってください。付け合わせも同時に仕上げて一気にメインの一皿の出来上がり。
とうもろこし | 1本(正味150g) |
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片栗粉 | 大さじ1 |
挽き肉だね | |
・ 鶏挽き肉 | 200g |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 塩 | ひとつまみ |
・ 胡椒 | 少々 |
・ 生姜 | 小さじ1(すりおろす) |
ししとう | 8本 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
たれ | |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 大さじ1と1/2 |
・ みりんみりん | 大さじ2 |
・ 砂糖 | 小さじ1 |
・ バター | 10g |
とうもろこしは長さを2~3等分に切り、切り口を下にして置き、芯のきわに包丁を入れて実をそぎ、ボウルに入れて片栗粉を加えてまぶす。
別のボウルに挽き肉だねの材料を入れて粘りが出るまで手で混ぜ、1を加えて全体に混ぜ、4等分にして形づくる。
フライパンにサラダ油を中火で熱して2を約2分焼き、裏に返して約1分焼き、蓋をして弱火で7分蒸し焼きにする。ししとうを加えて両面を焼き、たれの材料を加えて全体にからめる。
食べるのが大好き、飲むのはもっと好きな料理研究家。季節の素材を巧みに使った、食べごたえも十分な料理を日々考案中。モットーは「誰にでもおいしくつくれる」こと。アレンジしたレシピに技が光る。雑誌、テレビなどでの活動に加え、DELISH KITCHENのレシピプロデュースを手がける。著書も多数。
※この記事の内容は、『四季dancyu 2022夏』に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄