おやつの新定番
豆腐でしっとりとなめらかな"いちごとバナナのマフィン"

豆腐でしっとりとなめらかな"いちごとバナナのマフィン"

「春らしいマフィンを」と考えて完成した、彩り華やかなマフィンです。豆腐が入っているので軽やかで、おやつにも、朝食にも、お弁当にもお薦めです!ヴィーガン菓子・料理研究家の今井ようこさんに食べごたえ十分、なのに体が重くならないおやつの新定番を教えてもらいました。

春のマフィン

豆腐と豆乳入りのマフィン生地はなめらかで、次の日もしっとり。いちごとバナナなど相性の良いフルーツの自然な甘味で楽しみましょう。

“いちごとバナナのマフィン”のつくり方

材料材料 (上径7.5×高さ4cmのマフィン型各6個分)

★ 生地
A
 ├ 薄力粉180g
 ├ 全粒粉45g(薄力粉タイプ)
 ├ アーモンドパウダー50g
 ├ てんさい糖60g
 └ ベーキングパウダー小さじ2
B
 ├ 木綿豆腐1/2丁(150g)
 ├ 米油大さじ5
 ├ メイプルシロップ大さじ3
 └ 豆乳120ml
いちご11粒
バナナ1と1/2本
メイプルシロップ大さじ1

1下準備

Bの木綿豆腐をザルにのせ、キッチンペーパーをかぶせて重しをし、150g(1/2丁)が120gになるまで、30分ほど置いて水をきる。マフィン型にはカップを入れる。オーブンは180℃に予熱する。

2果物を切る

いちごはヘタを取り、5粒は縦4つ割りにし、6粒は縦半分に切る。バナナは厚さ3cmの輪切りを6切れつくり、残りは厚さ5mmに切る。

果物を切る

3粉を混ぜる

ボウルにAの薄力粉と全粒粉を合わせてふるい入れ、残りのAを加えてゴムベラで均一に混ぜ合わせる。

粉を混ぜる

4木綿豆腐を撹拌する

Bを計量カップなどの縦長の容器に入れ、ハンディブレンダーで撹拌してなめらかにする。

木綿豆腐を撹拌する

5粉と豆腐を混ぜる

3に4を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。

粉と豆腐を混ぜる

6果物を加える

粉気が少し残っている状態で、4つ割りにしたいちご、厚さ5mmに切ったバナナを入れて混ぜる。

果物を加える

7焼く

型に均等に入れ、半分に切ったいちごと厚さ3cmのバナナを押し込み、メイプルシロップをかける。180℃のオーブンで30分ほど、竹串を刺して何もついてこない状態まで焼く。

焼く
完成

教える人

今井ようこ

今井ようこ

ヴィーガン菓子・料理研究家。製菓学校を卒業した後、(株)サザビーリーグに入社、アフタヌーンティー・ティールームの商品企画・開発を担当。その後、独立。現在は商品開発やメニュー開発、焼き菓子の受注を行なうほか、野菜料理と体にやさしいお菓子の教室「roof」主宰。

※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 春のレシピ
四季dancyu 春のレシピ
A4変型 判(120頁)
2022年3月15日発売/1,100円(税込)

文:松原京子 撮影:邑口京一郎

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。