シンプルでかわいらしく、喉ごしのよいデザートです。お酒のおともにもなりますよ。唎酒師の資格を持つ料理研究家、吉田愛さんに春らしい食材をつかった、日本酒に合うもてなし料理を教えてもらいました。
お酒を飲んだ後には甘いものが欲しいけれど、和食の締めにこってりしすぎたものはNG。爽やかないちごのゼリーなら満腹でもするりとお腹に入ります。
いちご | 200g |
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ゼラチン | 5g |
水 | 大さじ2 |
A | |
・ 水 | 250ml |
・ 白ワイン | 50ml |
グラニュー糖 | 50g |
レモン汁 | 大さじ1 |
いちごはヘタを切り落とし、縦半分に切る。小さな器に水を入れ、ゼラチンをふり入れてふやかす。
鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったらグラニュー糖を加えて混ぜる。火を止めてゼラチンを加えて溶かし、レモン汁を加える。
ボウルに移して氷水に当て、軽くとろみがつくくらいまで冷ます。
器にいちごを入れて3を注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
東京の日本料理店にて板前として働き、その後、より本格的に和食を学ぶために京都で修業。本格和食から、簡単な和テイストのおつまみまで幅広く提案。唎酒師の資格も持ち、日本酒と料理の合わせ方などを提案している。雑誌、メニュー開発などで活躍中。著書に『温故知新 和食つまみ』がある。
※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。
写真:田村昌裕 文:編集部