しらすの旨味とクレソンの苦味で、酒が進むポテサラです。唎酒師の資格を持つ料理研究家、吉田愛さんに春らしい食材をつかった、日本酒に合うもてなし料理を教えてもらいました。
あっさりしているように見えて、しらすの旨味と胡麻油でしっかり味の濃い、酒肴ポテサラ。クレソンの苦味が春らしい味わいです。
じゃがいも | 400g(3~4個) |
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しらす | 30g |
クレソン | 1束 |
ゆで卵 | 2個 |
マヨネーズ | 大さじ3 |
塩 | 小さじ1/4 |
胡椒 | 少々 |
胡麻油 | 小さじ1 |
じゃがいもは皮をむいて3cm角に切り、水にさっとさらして水気をきる。鍋に入れてかぶるくらいの水を注ぎ、柔らかくなるまでゆでる。湯を捨てて中火にかけ、鍋を揺すりながら粉が吹くまで水分をとばす。
1をボウルに入れてつぶし、塩、胡椒を加えて混ぜ、冷ます。
マヨネーズを加えて混ぜ、しらす、長さ3cmに切ったクレソン、粗く崩したゆで卵、胡麻油を加えてさっと混ぜ合わせる。
東京の日本料理店にて板前として働き、その後、より本格的に和食を学ぶために京都で修業。本格和食から、簡単な和テイストのおつまみまで幅広く提案。唎酒師の資格も持ち、日本酒と料理の合わせ方などを提案している。雑誌、メニュー開発などで活躍中。著書に『温故知新 和食つまみ』がある。
※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。
写真:田村昌裕 文:編集部