吉田愛さんのから揚げ弁当1week
急に食べたいときのお助けレシピ"レンジから揚げ"

急に食べたいときのお助けレシピ"レンジから揚げ"

火も揚げ油も使いたくないけど、今すぐから揚げが食べたい!そんな心の叫びにお応えするお手軽レシピの決定版。少ない油で調理するからヘルシーなのもうれしい。大丈夫、から揚げはいつだってあなたを幸せにします。毎日のランチが待ち遠しくなる、ワクワクのから揚げ弁当を料理研究家の吉田愛さんに教えてもらいました。

“レンジから揚げ”のつくり方

衣も肉もふわっふわで柔らかく、子供やお年寄りでも食べやすい。火を通しすぎて肉がパサつくことがないのもよいところ。レンジ調理のポテンシャルの高さに驚くはずだ。

おいしさのコツ!
片栗粉をつけた後、余分な粉をはたき落とすと衣がボタッと重くならない。レンジから取り出したら、必ず網にあげて油をきろう。このひと手間がキレのよさを生むのだ。

材料材料 (12個分)

鶏もも肉1枚(300g)
A
・ 醤油大さじ1
・ 酒大さじ1/2
・ 塩少々
・ 胡椒少々
・ 生姜小さじ1/2(すりおろす)
・ にんにく小さじ1/2(すりおろす)
片栗粉適量
米油適量(サラダ油でも可)

1鶏肉に下味をつけ、粉をまぶす

鶏肉は大きめの一口大に切る(約12個)。ポリ袋にAとともに入れてもみ、10分置く。バットに片栗粉を広げ、肉にまんべんなくまぶしたら、余分な粉を落とす。

鶏肉に下味をつけ、粉をまぶす

2油を塗る

耐熱皿にクッキングペーパーを敷き、中央をあけて1をくっつかないように並べる。油を少量ずつ表面にかけてスプーンの背で塗り広げる。

油を塗る

3レンジで加熱する

ラップをせずに電子レンジ(600W)で6分加熱する。

レンジで加熱する

4仕上げ

バットにあげて、余分な油をきる。

仕上げ
完成

教えてくれた人

吉田 愛 料理研究家

料理人だった祖父の影響で幼い頃から料理に親しむ。本格的に料理を学ぶため東京、京都の和食店で修業。唎酒師の資格を持つ。近著に『“だし”を使わなくてもおいしい煮もの』(主婦と生活社)。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 最強!から揚げレシピ」に掲載したものです。

cyu定番シリーズ 最強! から揚げレシピ
dancyu定番シリーズ 最強! から揚げレシピ
A4変型判(120頁)
2021年11月29日発売 880円(税込み)

文:鈴木美和 写真:宗田育子

鈴木 美和

鈴木 美和 (ライター)

大学卒業後、出版系の会社に就職したものの、世界中の料理が食べたくなってバックパッカーに転身。約1年間、アジアとヨーロッパ各地を放浪する。帰国後にフードライターとして独立。中華、フレンチ、イタリアンを中心に、寿司やスイーツも好きという雑食系です。現在は子育てのために千葉県・房総に移住。地元の新鮮な旬の食材を使って料理をするのが日々の楽しみ。