程よい歯ざわりのキャベツと酒盗の存在感、そしてふんわりと胡麻油が香る優しい味わいです。常備しておいて気が向いたら一杯、なんてときにぴったり!365日でも飽きない焼酎に合うおつまみを「赤坂まるしげ」店主に習いました。
甘いキャベツと尖った旨味の酒盗を胡麻油がつないで一体感ある味わいに。キャベツの代わりに、ゆでたほうれん草やかぶでも美味。どっしりした「八幡」などが合う。
キャベツ | 1枚 |
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A | |
・ 酒盗 | 約小さじ1 |
・ 胡麻油 | 小さじ1/2 |
・ 白煎り胡麻 | 小さじ1/2 |
キャベツは沸騰した湯で30秒ゆで、ザルにあげて水気をきり、常温になるまで冷ます。わずかに芯が残るくらいに、ゆですぎないのがポイント。
1を2cm角に切り、Aと和える。酒盗は一度に加えず、味見をしながら和えるといい。
和食店、居酒屋店にて修業を積み、2000年に27歳で今の店を開店。自らの足で訪ね歩いた蔵元の酒、食材をベースに多種多彩なメニューを置く。料理が安価で比較的小さめのポーションなのは、「あれこれ注文して楽しんでほしい」という心意気。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
取材:安井洋子 撮影:鈴木泰介