焼酎が進む豆皿つまみ
カリッと薄衣が美味!"さわらの黒七味揚げ"

カリッと薄衣が美味!"さわらの黒七味揚げ"

繊細なさわらをシンプルな揚げ物に。薄衣で上品に仕上げ、その身を黒七味の香りとともに堪能する。常備しておいて気が向いたら一杯、なんてときにぴったり!365日でも飽きない焼酎に合うおつまみを「赤坂まるしげ」店主に習いました。

“さわらの黒七味揚げ”のつくり方

程よく脂ののった繊細なさわらに、黒七味の香りが絶妙。カリッとした薄衣の噛み心地もまた気持ちいい。すだちを搾れば後味は爽快に。コクのある「佐藤 黒」がばっちり。

おいしく飲むコツ!〈お薦め:芋焼酎のソーダ割りと〉
マリネ液にはつけすぎないように。また、余分な粉ははたいて薄衣にし、魚の味が全面に楽しめるよう仕上げる。

材料材料 (1人分)

さわら30g(切り身)
醤油大さじ1強
黒七味適量
片栗粉適量
揚げ油適量
すだち適量

1さわらをマリネする

さわらを3等分に切り、ボウルに入れる。醤油、黒七味を加え、軽くもんで、3分つける。

さわらをマリネする

2片栗粉をまぶす

キッチンペーパーで1の水分を拭き、片栗粉をまぶし、余分な粉ははたく。

3揚げる

180℃の揚げ油で3分ほど揚げる。油ぎれがよくなるよう、仕上げに20秒ほど強火で揚げる。器に盛り、すだちを添える。

完成

教える人

小久保茂紀さん「赤坂まるしげ」店主

和食店、居酒屋店にて修業を積み、2000年に27歳で今の店を開店。自らの足で訪ね歩いた蔵元の酒、食材をベースに多種多彩なメニューを置く。料理が安価で比較的小さめのポーションなのは、「あれこれ注文して楽しんでほしい」という心意気。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
A4変型判(120頁)
2022年12月16日発売 880円(税込み)

取材:安井洋子  撮影:鈴木泰介

安井 洋子

安井 洋子

九十九里生まれ。東京に住んでみたけれど、海が恋しくなって葉山に移住。雑誌やウェブに食まわりの記事を執筆する。息抜きは、ナチュラルワイン好きの聖地・鎌倉でのひとり飲み。