繊細なさわらをシンプルな揚げ物に。薄衣で上品に仕上げ、その身を黒七味の香りとともに堪能する。常備しておいて気が向いたら一杯、なんてときにぴったり!365日でも飽きない焼酎に合うおつまみを「赤坂まるしげ」店主に習いました。
程よく脂ののった繊細なさわらに、黒七味の香りが絶妙。カリッとした薄衣の噛み心地もまた気持ちいい。すだちを搾れば後味は爽快に。コクのある「佐藤 黒」がばっちり。
さわら | 30g(切り身) |
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醤油 | 大さじ1強 |
黒七味 | 適量 |
片栗粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
すだち | 適量 |
さわらを3等分に切り、ボウルに入れる。醤油、黒七味を加え、軽くもんで、3分つける。
キッチンペーパーで1の水分を拭き、片栗粉をまぶし、余分な粉ははたく。
180℃の揚げ油で3分ほど揚げる。油ぎれがよくなるよう、仕上げに20秒ほど強火で揚げる。器に盛り、すだちを添える。
和食店、居酒屋店にて修業を積み、2000年に27歳で今の店を開店。自らの足で訪ね歩いた蔵元の酒、食材をベースに多種多彩なメニューを置く。料理が安価で比較的小さめのポーションなのは、「あれこれ注文して楽しんでほしい」という心意気。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。
取材:安井洋子 撮影:鈴木泰介