「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」のサンドとタルティーヌ
朝食にぴったりの"クロコラージュオムレツ"

朝食にぴったりの"クロコラージュオムレツ"

チーズの味がしっかりきいて、野菜もたっぷり入ったオムレツを、クロワッサン生地のかわいいパンでサンド。東京・六本木にある人気パン屋「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」の人気サンドのレシピを大公開。休日に、ワインを添えて食べたくなる、目にも美味しいレシピをご紹介します。

“クロコラージュオムレツ”のつくり方

バターたっぷりのクロワッサンに、チーズや生クリームの入ったオムレツという組み合わせはぜひ朝食やブランチに。キッシュの軽やか版といった味わいだ。甘酸っぱいトマトが新鮮で、もう一口と食が進む。

おいしさのコツ!
オムレツの焼き加減がポイント。オムレツをバッドに移すタイミングは、かなり緩いスクランブルエッグくらいの固さが目安。火を通し過ぎると仕上がりにしっとり感がなくなってしまうので注意。

材料材料 (1個分)

クロコラージュ1個(クロワッサンでも可)
★ オムレツ(つくりやすい分量)
・ 卵8個
・ 玉ねぎ1/2個
・ ほうれん草2束
・ ミニトマト14個
・ パルメザンチーズ30g(すりおろす)
・ 生クリーム30g
・ 塩4g
きゅうり3枚(スライス)
粒マスタード3g
少量

1具材の下準備

オムレツの具材の玉ねぎはくし切りを半分に、ほうれん草は4cm程度に、ミニトマトは半分に切っておく。きゅうりは軽く塩をふっておく。

2卵液をつくる

卵は溶いて、生クリーム、パルメザンチーズ、塩を加えてよく混ぜておく。

3具材を炒める

フライパンに少量のオリーブオイル(分量外)をひいて、中火で玉ねぎを炒める。透明感が出てきたらほうれん草を加える。

具材を炒める

4卵液を加える

ほうれん草がしんなりしてきたら、②の卵液を加える。鍋肌からすぐに固まってくるので、均等に火が入るようにヘラで手早く混ぜながら、全体をゆるいスクランブルエッグ状にする。

卵液を加える

5バットに移す

かなり緩い状態で、クッキングシートを敷いたバット(内寸27.5×21.5cm)に移す。

バットに移す

6オーブンで焼く

①のミニトマトを並べ、165℃に予熱したオーブンで14分焼く。焼き上がったら粗熱をとって、9等分に切る。

オーブンで焼く
オーブンで焼く
オーブンで焼く

7パンの下準備

クロコラージュを半分に切って、下の面に粒マスタードを塗る。

パンの下準備
パンの下準備
パンの下準備

8仕上げる

⑥のオムレツをのせ、きゅうりをのせたら完成。

完成
内観
朝から夜まで通し営業。店内外合わせて70席。禁煙。ナチュラルワインも豊富。
外観
六本木ヒルズのけやき坂通り沿いにある。テラス席もあり、ペットを連れた人の姿も見かける。

店舗情報店舗情報

ブリコラージュ ブレッド&カンパニー
  • 【住所】東京都港区六本木6丁目15‐1 けやき坂テラス1階
  • 【電話番号】03‐6804‐3350
  • 【営業時間】7:00~19:00(閉店) 金曜は~20:00(閉店) 土日祝は8:00~20:00(閉店)
  • 【定休日】月曜(祝日の場合は営業)
  • 【アクセス】東京メトロ「六本木駅」より5分

文:浅妻千映子 撮影:鈴木泰介

浅妻 千映子

浅妻 千映子 (食ライター)

大学卒業後、3年間のゼネコン勤務ののち、ライターに。雑誌やweb等で活躍。料理研究家としてレシピ開発も。著書に『江戸前握り』『パティシエ世界一』(光文社新書)など、レシピ本に『浅妻千映子キッチン』(ぴあ)、『ほめられレシピ』(主婦と生活社)がある。『東京最高のレストラン』(ぴあ)の審査員。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。