「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」のサンドとタルティーヌ
フレッシュな美味しさ!"水なすととうもろこしのタルティーヌ"

フレッシュな美味しさ!"水なすととうもろこしのタルティーヌ"

美味しい水なすを見つけたらつくりたいタルティーヌです。野菜のフレッシュな味わいと食感が、パンとなめらかに溶け合います。東京・六本木にある人気パン屋「ブリコラージュ ブレッド&カンパニー」のレシピを大公開。休日に、ワインを添えて食べたくなる、目にも美味しいサンドとタルティーヌの数々をご紹介します。

“水なすととうもろこしのタルティーヌ”のつくり方

生のとうもろこしのハリのある歯触りや、きゅうりのパリッとした爽快感。みょうがの香り。軽い浅漬けのようななす。まさに夏の畑の様子を盛り込んだようなタルティーヌです。パンとの一体感を出すのは、ハーブが香る香草ソースの役目。

おいしさのコツ!
なすを塩水につけるのは、アク抜きよりもむしろ下味をつけるのが目的。きちんと1%の濃さの塩水で1時間つけること。水を拭いて冷蔵庫に入れておけば、翌日に使うことも可能。

材料材料 (1枚分)

ブリコラージュブレッド1枚(厚さ2cm)
みょうが1/4個
とうもろこし40g(生で食べられるもの、粒)
きゅうり15g
ミニトマト3個
水なす40g
自家製豆腐サワークリーム20g
★ 香草ソース25g
・ イタリアンパセリ3.5g
・ ディル3.5g
・ セルフィーユ3.5g
・ 太白胡麻油60g
・ ケイパー20g
・ しょっつる10g(ナンプラー、ニョクマム、コルトゥーラで代用可)
・ レモン汁5g
・ トマト75g
オリーブオイル5g

1豆腐サワークリームをつくる

2香草ソースを作る

みじん切りにしたイタリアンパセリ、ディル、セルフィーユと、湯むきしてタネをとって角切りにしたトマト、太白胡麻油、ケイパー、しょっつる、レモン汁をよく混ぜる。

香草ソースを作る

3なすの下準備

水なすはスライスして2%の塩水に1時間さらした後、キッチンペーパーで水気を切っておく。

なすの下準備
なすの下準備

4ほかの野菜の下準備

みょうがは薄くスライスする。きゅうりは種をとって8mm幅に切り、それをさらに半分に。ミニトマトは半分に切る。

5パンの下準備

ブリコラージュブレッドを焼き、食べやすいように半分に切る。自家製サワークリームを片面に塗って皿にのせる。

6野菜をのせる

きゅうり、とうもろこし、ミニトマト、みょうがの準備まんべんなくのせる。

野菜をのせる

7水なすをのせ、ソースをかける

⑥の上に水なすを並べ、香草ソースを全体にかける。

水なすをのせ、ソースをかける

8仕上げ

具ののっていないパンの縁の部分にオリーブオイルを回しかける。

仕上げ
完成
内観
朝から夜まで通し営業。店内外合わせて70席。禁煙。ナチュラルワインも豊富。
外観
六本木ヒルズのけやき坂通り沿いにある。テラス席もあり、ペットを連れた人の姿も見かける。

店舗情報店舗情報

ブリコラージュ ブレッド&カンパニー
  • 【住所】東京都港区六本木6丁目15‐1 けやき坂テラス1階
  • 【電話番号】03‐6804‐3350
  • 【営業時間】7:00~19:00(閉店) 金曜は~20:00(閉店) 土日祝は8:00~20:00(閉店)
  • 【定休日】月曜(祝日の場合は営業)
  • 【アクセス】東京メトロ「六本木駅」より5分

文:浅妻千映子 撮影:鈴木泰介

浅妻 千映子

浅妻 千映子 (食ライター)

大学卒業後、3年間のゼネコン勤務ののち、ライターに。雑誌やweb等で活躍。料理研究家としてレシピ開発も。著書に『江戸前握り』『パティシエ世界一』(光文社新書)など、レシピ本に『浅妻千映子キッチン』(ぴあ)、『ほめられレシピ』(主婦と生活社)がある。『東京最高のレストラン』(ぴあ)の審査員。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。