門前仲町「酒亭沿露目」の“おつまみトースト”

進化系カレーパン！？"キーマカレーとトマトのトースト"

Name: トマトとキーマカレーのトースト
Yield: 1人分
Ingredients: 食パン：1枚; ★ キーマカレー：60g（つくりやすい分量）; ・ 鶏挽き肉：200g; ・ 九条ねぎ：1束; ・ トマト：200g（皮をむきみじん切り）; A ：; &emsp;├ カレー粉：大さじ1と1／2; &emsp;├ クミンシード：小さじ1; &emsp;├ コリアンダー：小さじ1（粉）; &emsp;└ チリペッパー：小さじ1/4; B ：; &emsp;├ 醤油：大さじ2; &emsp;├ 味醂：大さじ2; &emsp;└ 生姜：大さじ2（すりおろす）; ・ サラダ油：大さじ1／2; トマト：4切れ（薄切り）; 粉チーズ：適量; 卵黄：1個分

2022.10.23
- 連載 : 門前仲町「酒亭沿露目」の“おつまみトースト”

九条ねぎ入りのほんのりスパイシーなキーマカレーをトーストにのせたがっつり系おつまみパンだ。フレッシュなトマト、コクのある卵黄が絡み合った濃厚な味わいを、黒ホッピーとぜひ。「パンはご飯や豆腐と一緒で、幅広い味を受け入れてくれるもの。酒場のメニューに上るようなものは、たいがいトーストの具になります」と「酒亭沿露目」の店主大野尚人さん。その言葉通り、和あり、洋あり、中華風ありの、多種多様なおつまみトーストを16品習いました。さらに、大野さんお薦めの酒も合わせてご紹介。トーストの新境地がここに！

“キーマカレーとトマトのトースト”のつくり方

醤油入りの安心感あるキーマカレーでつくる、カレーパン的なおつまみトーストだ。ジューシーなトマト、とろ〜り流れる卵黄でリッチな味わいに。シュワッと炭酸弾ける黒ホッピーがたまらなく旨い！

トマトをソースに！: パンを軽く焼いて水分を飛ばしておけば、バターをぬらずにトマトを直置きしても大丈夫。
トマトが軽やかなソースの役目を果たし、適度にパンに染み込んで、いい感じに仕上がる。

材料 (1人分)

食パン	1枚
★ キーマカレー	60g（つくりやすい分量）
・鶏挽き肉	200g
・九条ねぎ	1束
・トマト	200g（皮をむきみじん切り）
A
├ カレー粉	大さじ1と1／2
├ クミンシード	小さじ1
├ コリアンダー	小さじ1（粉）
└ チリペッパー	小さじ1/4
B
├ 醤油	大さじ2
├ 味醂	大さじ2
└ 生姜	大さじ2（すりおろす）
・サラダ油	大さじ1／2
トマト	4切れ（薄切り）
粉チーズ	適量
卵黄	1個分

1キーマカレーをつくる

フライパンに油を弱火で熱し、Aを炒める。香りが立ったら挽き肉を加え、ほぐしながら炒める。肉に火が通ったら、九条ねぎを加えて炒める。油が回ったらトマト、Bを加え、汁気がなくなるまで炒めれば出来上がり（冷蔵庫で3日間保存可能）。

2カレーを温める

カレーが冷たい場合は、鍋にキーマカレー60ｇと水小さじ1を入れて温める。

3食パンを焼く

食パンをトースターでうっすらキツネ色に焼き、トマトを並べる。再びトースターでトマトの表面が少し乾くまで焼く。

4仕上げる

キーマカレーをのせ、粉チーズをかけて、再びトースターで粉チーズが温まる程度に焼く。真ん中に卵黄をのせて完成。

焼酎と黒ホッピーを１対５で割る。ベースの焼酎はクリアーな味わいのキンミヤがお薦め。

教える人

「酒亭沿露目」店主　大野尚人

1980年、千葉県生まれ。大学時代から酒場巡りに高じる。サラリーマンになるも、飲食業への憧れから、会社を辞めて調理師専門学校で和食を学ぶ。卒業後は「銀座ＫＡＮ」や市ヶ谷の「煮込肴あて」で修行し、2013年に独立。好きで通い詰めた今は無き名酒亭「浅七」のあった門前仲町に「酒亭沿露目」を開いた。16年には同町にレモンサワーを看板にした「酒肆一村」、22年には月島にホッピーに焦点を当てた「酒房蛮殻」を展開。

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