門前仲町「酒亭沿露目」の“おつまみトースト”

シナモン香る"バナナとシナモンの塩トースト"

Name: バナナとシナモンの塩トースト
Yield: 1人分
Ingredients: マフィン：1個; バナナ：1本; バター：適量; 塩：少々; シナモン：適量; はちみつ：適量

2022.11.03
- 連載 : 門前仲町「酒亭沿露目」の“おつまみトースト”

焼きバナナをマフィンにのせた甘党向きの一皿だ。塩でアクセントをつけ、シナモンで香りをプラス。甘いラム酒のソーダ割りを合わせれば、相乗効果で甘美なデザートつまみに。「パンはご飯や豆腐と一緒で、幅広い味を受け入れてくれるもの。酒場のメニューに上るようなものは、たいがいトーストの具になります」と「酒亭沿露目」の店主大野尚人さん。その言葉通り、和あり、洋あり、中華風ありの、多種多様なおつまみトーストを16品習いました。さらに、大野さんお薦めの酒も合わせてご紹介。トーストの新境地がここに！

“バナナとシナモンの塩トースト”のつくり方

とろりとした焼きバナナを、もっちりしたマフィンがきっちり受けとめるベストコンビ！塩で甘みが持ち上がり、後引くおいしさ。ラム酒のほか、コーヒーリキュールをベースにした酒にもよく合う。

おいしさのコツ: バナナのとろりとした食感が醍醐味。甘みが強いのでこんがり色づくのは早いが、中までトロッとさせるためにしっかり焼くのがポイント。食パンでもいいが、噛み応えあるマフィンがベスト。

材料 (1人分)

マフィン	1個
バナナ	1本
バター	適量
塩	少々
シナモン	適量
はちみつ	適量

1バナナの下準備

バナナは皮をむき、横半分に切ってから、それを縦半分に切る。フライパンを中火で熱し、油をひかずにバナナの断面を下にして焼き始める。きつね色に焼けたら上下を返し、こんがり焼く。

2仕上げる

マフィンをトースターで焼き、横半分に切り、断面にバターをぬる。バナナを半量ずつのせ、シナモン、塩、はちみつを順にかける。

合う酒は、ラム酒ソーダ。グラスにたっぷりの氷を注ぎ、ラム酒と炭酸水を1対4の割合で注ぎ、レモンピールを浮かべる。

教える人

「酒亭沿露目」店主　大野尚人

1980年、千葉県生まれ。大学時代から酒場巡りに高じる。サラリーマンになるも、飲食業への憧れから、会社を辞めて調理師専門学校で和食を学ぶ。卒業後は「銀座ＫＡＮ」や市ヶ谷の「煮込肴あて」で修行し、2013年に独立。好きで通い詰めた今は無き名酒亭「浅七」のあった門前仲町に「酒亭沿露目」を開いた。16年には同町にレモンサワーを看板にした「酒肆一村」、22年には月島にホッピーに焦点を当てた「酒房蛮殻」を展開。

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