きのこが美味しくなる季節ぴったりのレシピを。たっぷりのきのこに梅干しを加えることで、なんともいえないふくよかな味わいになります。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
きのこは独特の苦味が取れるまで、少し時間をかけて煮るのがポイントです。
えのき茸 | 大1袋(200g) |
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しめじ | 大1袋(200g) |
梅干し | 2個(30g) |
青じそ | 10枚 |
★ 煮汁 | |
・ 清酒 | 大さじ1 |
・ だし汁 | 大さじ2 |
・ 醤油 | 小さじ1 |
えのき茸は根元を切って長さを半分に切り、根元のほうはほぐす。しめじは根元を切ってほぐす。梅干しは種と果肉に分けて実は細かくたたく。青じそはせん切りにする。
鍋にきのこを入れて梅干しと煮汁の材料を加えて混ぜ、中火にかける。煮立ってきたら蓋をして、火を弱めて10分ほど煮て、青じそを加えて混ぜる。保存容器に入れて冷蔵庫で保存する。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志