大庭英子さんの食べ飽きない定番レシピ
やさしい酸味が美味!"オクラの梅和え"

やさしい酸味が美味!"オクラの梅和え"

栄誉満点、どんな料理とも合わせやすいオクラは梅干しとも好相性。箸休めにぴったりな、さっぱりおかずです。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“オクラの梅和え”

梅干しはだし汁か、なければサラダ油で溶きのばして使うと手早く和えられます。やさしい酸味が美味。

材料材料 (2人分)

オクラ1袋(100g)
オクラ用の塩少々
★ 和え衣
・ 梅干し大1個
・ だし汁大さじ1/2(またはサラダ油)
・ 削り節少々

1オクラの下準備

オクラはへたを切り取り、水で濡らしてから塩をふってもむ。熱湯で1分ほどゆでて冷水にとり、水気を拭いて1本を3~4等分の斜め切りにする。

2和え衣をつくる

梅干しは種を取って包丁で細かくたたき、ボウルに入れてだし汁またはサラダ油を加えてのばす。

3和える

ボウルにオクラを入れて和え、器に盛って削り節をのせる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。

手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
手ほどきdancyu 家庭の和食いろは 基本の“は”
A4変型判(88頁)
ISBN:9784833477734
2019年03月28日発売/ 770円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。