ヤムウンセンとは、はるさめを使った酸っぱくて甘くて少し辛いタイのサラダです。今回は、缶詰の中でも旨味たっぷりの帆立缶を使ったアレンジバージョンをご紹介します。缶詰もワインも大好きな料理家、スヌ子こと稲葉ゆきえさんに前菜からデザートまで手軽にできる缶詰料理を教わりました。各つまみに合うワインも一緒にご紹介します!
通常、ヤムウンセンの味つけは、ナムプラーとレモンが同率だが、今回は帆立缶の汁が入るので、ナムプラーはあくまでも風味つけ程度に。なければ淡口醤油でも。クレソンの代わりにセロリや春菊を入れるのもオツ。
帆立缶 | 1缶(125g) |
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クレソン | 2〜3束 |
赤玉ねぎ | 1/3個 |
はるさめ | 50g |
A | |
・ レモン汁 | 大さじ2 |
・ ナムプラー | 小さじ2 |
・ 砂糖 | 小さじ2 |
・ 赤唐辛子 | 少々 |
ボウルに、帆立缶を汁ごとあけ、Aを加えて混ぜる。
クレソンは茎と葉を分ける。茎をざく切りにし、縦薄切りにした赤玉ねぎとともに、1に加える。
鍋に湯を沸かし、はるさめを表示より1分短くゆで、湯をよくきる。
熱いうちに2に加え、余熱で野菜をしんなりさせてから、仕上げに、クレソンの葉を加えてさっと和える。
酒と料理をこよなく愛する家に育つ。出版社に勤めつつ二児を育て、料理家として独立。東京・日本橋「ギャラリーキッチンKIWI」で料理教室を主宰。手軽なのに華がある盛り上げレシピが得意。噺家・三遊亭遊雀を義兄にもち、定期的に「キウイ寄席」を開催。著書は『夜ふけのおつまみ』(KADOKAWA刊)など。ほかに「スヌ子のへべれけレシピ」(Amazonプライムビデオ)。
※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。
文と構成:風来青 撮影:長谷川潤