酒が進む!ステーキつまみ
濃厚な旨味を楽しむ"味噌デミグラスステーキ"

濃厚な旨味を楽しむ"味噌デミグラスステーキ"

市販のデミグラスソースを味噌とオイスターソースでアレンジすると、味わいにより深みが生まれます。マッシュポテトをたっぷり添えた、王道のメインディッシュです!ワンパターンな味つけになりがちなステーキも、料理研究家の上田淳子さんの手にかかれば、あれよあれよという間にバリエーション豊かなつまみ変身。誰もが笑顔になる、お酒が進む豪快なステーキつまみを習いました。

“味噌デミグラスステーキ”のつくり方

デミグラスソースの味を深めるのは味噌!

合わせるのは赤ワイン!
ソースに使用した赤ワインに合わせて、マリアージュも赤ワインを。デミグラスソースにはもちろんですが、味噌の強いコク、特に赤味噌にはよく合います。

材料材料 (2人分)

ステーキ肉1枚(300~350g)(サーロイン、厚さ1.5cm)
小さじ1/2
胡椒適量
サラダ油大さじ1/2
クレソン1束
★ 味噌デミグラスソース
・ デミグラスソース1/3缶(約100g)
・ 味噌小さじ1(赤味噌など、好みのもの)
・ 赤ワイン大さじ1
・ バター5g
・ オイスターソース小さじ1弱
・ 塩適量
・ 胡椒適量
★ マッシュポテト
・ じゃがいも大1個
・ 牛乳大さじ2
・ 生クリーム大さじ2
・ バター10g
・ 塩適量
・ 胡椒適量

1ソースをつくる

鍋に味噌デミグラスソースの材料(塩、胡椒以外)を入れて弱火にかける。煮立ってきたら時々混ぜながら焦がさないように2分ほど加熱し、塩、少し多めの胡椒で味をととのえておく。

2マッシュポテトをつくる

じゃがいもは皮をむき、やわらかくゆでて水気をきり、なめらかになるまでつぶす。牛乳、生クリーム、バターを加えて塩、胡椒で味をととのえる。

3焼く

肉は筋を切り、塩、胡椒をする。フライパンを強火にかけ、熱くなったら油をひき、片面1分半を目安に両面を焼き、取り出す。4分ほどおいて肉汁を落ち着かせ、食べやすい大きさにそぎ切りにする。

4盛りつける

器に2、3を盛り、1のソースをかけてクレソンを添える。

完成

教える人

上田淳子さん 料理研究家

上田淳子 料理研究家

フランス、スイスでの料理人を経て料理研究家へ。近年はフランスワイン産地で和食の紹介も行なう。著書は『はじめてのシャルキュトリー』(河出書房新社)など多数。

※この記事は『技あり!dancyuステーキ』に掲載したものです。

技あり!dancyuステーキ
技あり!dancyuステーキ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833476683
2017年12月29日発売/880円(税込)

文:瀬川 慧 撮影:工藤睦子

瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。