赤身肉の美味しさを引き立てるオレンジ・マーマレードベースのソースが美味。甘味を和らげる隠し味に、芳醇なウイスキーを加えて風味アップ。ワンパターンな味つけになりがちなステーキも、料理研究家の上田淳子さんの手にかかれば、あれよあれよという間にバリエーション豊かなつまみ変身。誰もが笑顔になる、お酒が進む豪快なステーキつまみを習いました。
ウイスキーに合うオレンジ風味のステーキ。
ステーキ肉 | 1枚(300~350g)(サーロイン、厚さ1.5cm) |
---|---|
塩 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 適量 |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
イタリアンパセリ | 適量 |
★ ウイスキー・マーマレードソース | |
・ オレンジ・マーマレード | 大さじ2 |
・ 白ワインヴィネガー | 大さじ1 |
・ ウイスキー | 大さじ1/2 |
・ 塩 | 適量 |
・ 胡椒 | 適量 |
・ バター | 10g |
・ コリアンダーシード | 8粒(軽くつぶす) |
ソースの材料を小鍋に入れて、軽く煮立てておく。
肉は筋を切り、塩、胡椒をする。フライパンを強火にかけ、熱くなったら油をひき、片面1分半を目安に両面を焼き、取り出す。4分ほどおいて肉汁を落ち着かせ、食べやすい大きさに切る。
器に2を盛って1をかけ、イタリアンパセリを添える。
フランス、スイスでの料理人を経て料理研究家へ。近年はフランスワイン産地で和食の紹介も行なう。著書は『はじめてのシャルキュトリー』(河出書房新社)など多数。
※この記事は『技あり!dancyuステーキ』に掲載したものです。
文:瀬川 慧 撮影:工藤睦子