酒が進む!ステーキつまみ
爽やかな酸味と辛味で食欲増進"肩ロースステーキ中華風トマトソース"

爽やかな酸味と辛味で食欲増進"肩ロースステーキ中華風トマトソース"

肩ロース肉の旨味を包み込む、豆板醤の効いた中華風トマトソースが美味。ワンパターンな味つけになりがちなステーキも、料理研究家の上田淳子さんの手にかかれば、あれよあれよという間にバリエーション豊かなつまみ変身。誰もが笑顔になる、お酒が進む豪快なステーキつまみを習いました。

“肩ロースステーキ中華風トマトソース”のつくり方

中華風の味付けに、ロゼがよく合います。

合わせるのはロゼワイン!
いろいろな料理に合わせやすい万能なロゼは中華にも最適。肉の旨み、トマトの酸味、中華の濃厚な味付けが織りなす味わいと見事に調和します。

材料材料 (2人分)

ステーキ肉1枚(300~350g)(肩ロース、厚さ1.5cm)
小さじ1/3
胡椒適量
オリーブオイル大さじ1/2
パクチー好みの量
★ チャイニーズトマトソース
・ 胡麻油大さじ1
・ 豆板醤小さじ1/2
・ 長ねぎ大さじ2(みじん切り)
・ 生姜小さじ1(みじん切り)
・ 水煮トマト1/2缶
・ 醤油大さじ1
・ 酢大さじ1
・ ミニトマト6個(4等分に切る)

1ソースをつくる

フライパン、または鍋に材料の胡麻油、豆板醤、ねぎ、生姜を入れ、弱めの中火にかける。香りが立ってきたらトマトを加え2分ほど炒める。醤油、酢を加えさらに1分ほど加熱する。仕上げにミニトマトを加える。

2焼く

肉は筋を切り、塩、胡椒をする。フライパンを強火にかけ、熱くなったらオリーブオイルをひき、片面2分を目安に両面を焼き、取り出す。4分ほどおいてから、食べやすい大きさに切り、1と一緒に器に盛り、パクチーを飾る。

完成

教える人

上田淳子さん 料理研究家

上田淳子 料理研究家

フランス、スイスでの料理人を経て料理研究家へ。近年はフランスワイン産地で和食の紹介も行なう。著書は『はじめてのシャルキュトリー』(河出書房新社)など多数。

※この記事は『技あり!dancyuステーキ』に掲載したものです。

技あり!dancyuステーキ
技あり!dancyuステーキ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833476683
2017年12月29日発売/880円(税込)

文:瀬川 慧 撮影:工藤睦子

瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。