簡単!缶詰のアレンジレシピ
具材の後のせが決め手の"ツナと玉ねぎののっけ焼きそば"

具材の後のせが決め手の"ツナと玉ねぎののっけ焼きそば"

炒めることなく麺にのせるだけの気楽さはもちろん、食べる直前に混ぜることで、食感や味わいが引き立ちます。今回は「料理するモチベーションがイマイチのときに助けてくれる存在」と、缶詰に絶大な信頼を寄せる料理研究家のきじまりゅうたさんに、さっとつくれる缶詰を使った簡単レシピを習いました。

“ツナと玉ねぎののっけ焼きそば”のつくり方

具は炒めずに麺にのせ、食べる直前にガーッと混ぜます。ツナの旨味、みずみずしい玉ねぎ、とろ~り卵黄と麺が一体化して、いつもの焼きそばとはひと味もふた味も違ったおいしさに!

材料材料 (2人分)

ツナフレーク缶1缶(70g)(オイル)
焼きそば麺2玉
玉ねぎ1/2個
卵黄2個分
サラダ油大さじ1/2
添付の粉末ソース2玉分
大さじ3

1玉ねぎの下準備

玉ねぎは繊維と平行にごく薄切りにして水にさらし、水気をしっかりときる。

2麺をレンジで加熱する

焼きそば麺は袋ごと電子レンジ(600W)で2分加熱する。

3炒める

フライパンにサラダ油を中火で熱し、2の焼きそば麺をほぐしながら炒める。粉末ソースと水を加えて、汁気がとぶまでさらに炒める。

4盛りつける

器に3を盛り、玉ねぎ、ツナ、卵黄をのせる。

完成
麺だけ焼いて具は後からのせるだけってのが、気楽でイイでしょ?

教える人

きじまりゅうた 料理研究家

きじまりゅうた 料理研究家

祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。きじまさんにとっての缶詰は、「料理するモチベーションがイマイチのときに助けてくれる存在」。『お昼ごはんのめんレシピ!』など著書多数。

※この記事の内容は、「技あり!dancyu缶詰」に掲載したものです。

技あり!dancyu 缶詰
技あり!dancyu 缶詰
A4変型判(96頁)
2020年10月13日発売/800円(税抜き)

文と構成:佐々木香織 撮影:キッチンミノル

佐々木 香織

佐々木 香織 (ライター)

福島出身の父と宮城出身の母から生まれ、東北の血が流れる初老の編集ライター。墨田区在住。食べることと飲むことが好き。お酒は何でも飲むが、とくに日本酒と焼酎ラヴァー。おもな仕事は新聞やウェブでの連載、雑誌や書籍の編集・取材・執筆。テーマは食べもの、お酒、着物など。