刺身と味噌は相性抜群。胡麻油香る味噌仕立ての和え衣に、盛り合わせにした刺身を合わせれば、ご飯がモリモリ進みます。塩味をつくる塩、醤油、味噌の3つを軸に、余分な調味料を省いた「これで決まり」の引き算料理を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
刺身には醤油と決めつけないでください。味噌で和えると骨太の味わいに。刺身の盛り合わせを使えば、いろいろな魚の味がミックスされて味わいも豊か。ゴージャスな見栄えにも拍手。
刺身の盛り合わせ | 正味150g |
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★ 和え衣 | |
・ 味噌 | 大さじ1と1/2 |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 胡麻油 | 小さじ1 |
・ 生姜 | 小さじ1/2(すりおろし) |
・ 長ねぎ | 大さじ2(みじん切り) |
大根 | 50g |
生わかめ | 40g(ゆでたもの) |
青じそ | 6枚 |
温かいご飯 | 400g |
刺身魚は1cm角に切る。
ボウルに和え衣の材料を入れて混ぜ、刺身を加えて和える。
大根は皮をむいて野菜スライサーで細いせん切りにして水にさらし、パリッとしたら水気をきる。わかめは水で洗って水気を絞り、幅2cmに切る。
器にご飯を盛り、大根、わかめ、青じそを敷いて2をのせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「四季dancyu 夏のレシピ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄