肉味噌は、家族の誰もが喜ぶ万能調味料!軽やかなせん切り野菜に味噌のコクがプラス、むしゃむしゃと箸が進むひと皿です。塩味をつくる塩、醤油、味噌の3つを軸に、余分な調味料を省いた「これで決まり」の引き算料理を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
せん切り野菜にからめて召し上がれ。たっぷりあった野菜もあっという間になくなるという不思議な現象が起こります。ご飯やうどん、そうめんとも相性のいい頼もしい肉味噌です。
★ 肉味噌 | |
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・ 合挽き肉 | 300g |
・ にんにく | 1片分(みじん切り) |
・ 長ねぎ | 大さじ3(みじん切り) |
・ 味噌 | 50g |
・ 酒 | 大さじ2 |
・ コチュジャン | 大さじ1 |
・ 一味唐辛子 | 小さじ1/2 |
・ 胡麻油 | 大さじ1/2 |
にんじん | 小1本 |
きゅうり | 1本 |
玉ねぎ | 1個 |
水菜 | 100g |
白煎り胡麻 | 小さじ1/2 |
一味唐辛子 | 少々 |
フライパンに胡麻油を熱し、挽き肉を入れて炒め、ポロポロになったらにんにく、ねぎを入れて炒める。味噌を加えて炒め、残りの材料を加えて混ぜ、蓋をして弱火で4~5分煮る。
にんじんは皮をむいて野菜スライサーで細いせん切りにして水にさらし、パリッとしたら水気をきる。きゅうりも野菜スライサーで細めのせん切りにして水にさらし、パリッとしたら水気をきる。玉ねぎは縦半分に切り、繊維に沿って薄切りにし、水にさらしてパリッとしたら水気をきる。水菜は長さ4~5cmに切る。
器に野菜、肉味噌を盛り合わせ、胡麻、一味唐辛子をふる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「四季dancyu 夏のレシピ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄