レモングラスを加えることで、爽快感のある味わいに。キリッと冷えた白ワインにピッタリのつまみです。忙しい人でもつくれる、見た目も華やかなもてなし料理を空間プロデューサー・コーディネーターの石村由起子さんに習いました。
あさりの白ワイン蒸しはよくあるけれど、ここに清涼感のあるレモングラスを加えることで暑い日にもすっと胃に収まります。薬味は酒蒸しなら小ねぎですが、ここは赤玉ねぎのスライスを散らして。
あさり | 600g(殻付き) |
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赤玉ねぎ | 1/2個 |
レモングラス | 4~5本 |
にんにく | 2片 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
白ワイン | 180ml |
塩 | ひとつまみ |
レモン汁 | 1個分 |
あさりは砂抜きをしておく。赤玉ねぎは薄切りにしてから水にさらし、ザルにあげ、水気をきっておく。
鍋にオリーブオイルとつぶしたにんにくを入れ、熱する。
香りがしてきたら、あさりと適当な長さに切ったレモングラスを入れる。白ワインと塩も入れて蓋をする。
あさりの口がすっかり開いたら火を止め、レモン汁を回しかける。皿に盛り、 1の赤玉ねぎを散らす。
香川県高松市生まれ。1984年、奈良市でカフェと雑貨の店「くるみの木」をスタート。自身の暮らしから生まれた心地よい空間、温かな人柄に全国にファンが多数。2021年7月下旬、三重県多気町VISIONに石村さんの生活空間がかいま見れる新しい場所が生まれた。
この記事は四季dancyu「夏のレシピ」に掲載したものです。
文:椙下晴子 写真:田村昌裕