木の芽が香り、うどの歯ごたえと爽やかな香りが心地よい一皿です。心もうきうき、何か新しいことを始めたくなる春にぴったりの定番料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
山菜の代表格のうどと、春の生わかめで香りのよいサラダに。どちらも歯ごたえよく、香りもよし。揚げ物の相棒にはもってこいのさっぱりサラダです。
うど | 1/2本(正味120g) |
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生わかめ | 40g(鮮やかな緑ですでにゆでてあるもの。黒っぽいものはさっとゆでてから使う) |
木の芽 | 少々 |
★ ドレッシング | |
・ サラダ油 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 小さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1/5 |
・ 酢 | 大さじ2/3 |
うどは長さ3~4cmに切って皮を厚めにむき、縦に厚さ3mmに切り、酢少々(分量外)を加えた水にさっと通して、水気を拭く。
わかめは水でさっと洗い、水気を絞って長さ3cmに切る。
ボウルにドレッシングの材料を入れて混ぜ、うど、わかめ、木の芽を入れ、全体を混ぜる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
構成:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。