たけのこをシンプルに焼き上げた一品は、この時期ならではの美味しさ!醤油と木の芽の香りが食欲を刺激します。心もうきうき、何か新しいことを始めたくなる春にぴったりの定番料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
醤油の香ばしい香り、木の芽の香り、そしてたけのこの香り。3つのいい香りの饗宴です。
ゆでたけのこの根元の部分 | 250g |
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醤油 | 大さじ1と1/2 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
木の芽 | 約30枚 |
たけのこは厚さ1.5cmの輪切りにして両面に浅く格子状に切り込みを入れて、水気を拭く。
木の芽は包丁で粗くたたく。
大きめのボウルに醤油とみりん、木の芽の2/3量を入れて混ぜ、たけのこを入れて途中上下を返しながら、20~30分おいて下味をつける。
グリルを熱してたけのこを並べ、途中、ボウルに残っている漬け汁を刷毛で塗りながら、6~8分焼き、器に盛って残りの木の芽を散らす。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
構成:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。