春の定番おかず&副菜レシピ
食感がよく香ばしい"たけのこの木の芽醤油焼き"

食感がよく香ばしい"たけのこの木の芽醤油焼き"

たけのこをシンプルに焼き上げた一品は、この時期ならではの美味しさ!醤油と木の芽の香りが食欲を刺激します。心もうきうき、何か新しいことを始めたくなる春にぴったりの定番料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“たけのこの木の芽醤油焼き”のつくり方

醤油の香ばしい香り、木の芽の香り、そしてたけのこの香り。3つのいい香りの饗宴です。

材料材料 (3~4人分)

ゆでたけのこの根元の部分250g
醤油大さじ1と1/2 
みりん大さじ1と1/2 
木の芽約30枚

1たけのこの下ごしらえ

たけのこは厚さ1.5cmの輪切りにして両面に浅く格子状に切り込みを入れて、水気を拭く。

2木の芽の下ごしらえ

木の芽は包丁で粗くたたく。

3たけのこに下味をつける

大きめのボウルに醤油とみりん、木の芽の2/3量を入れて混ぜ、たけのこを入れて途中上下を返しながら、20~30分おいて下味をつける。

4焼く

グリルを熱してたけのこを並べ、途中、ボウルに残っている漬け汁を刷毛で塗りながら、6~8分焼き、器に盛って残りの木の芽を散らす。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

構成:中村裕子 写真:原ヒデトシ

この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「春のキッチン」
四季dancyu「春のキッチン」
A4変型判(120頁)
2021年3月13日発売/1100円(税込み)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。