
独特の旨味と苦味が美味しいアスパラを使い、定番の青菜のおひたしを一捻り。春にぴったりのみずみずしい副菜です。心もうきうき、何か新しいことを始めたくなる春にぴったりの定番料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
定番の青菜のおひたしとはちょっと違った味わい。冷たく冷やしてもおいしく食べられます。
| グリーンアスパラガス | 2束(250g) |
|---|---|
| アスパラガスをゆでる塩 | 少々 |
| ★ ひたし汁 | (混ぜ合わせる) |
| ・ だし汁 | 1と1/2カップ |
| ・ みりん | 大さじ1と1/2 |
| ・ 醤油 | 小さじ1/2 |
| ・ 塩 | 小さじ1 |
| 削り節 | 適量 |
鍋にだし汁を煮立て、残りの調味料を加えて冷ます。
アスパラは切り口を2mmほど切り落とし、根元のかたい皮を長さの1/2ぐらいのところまでピーラーでむいて長さを半分に切る。
塩を加えたたっぷりの熱湯にアスパラを3~4回に分けて入れ、ややかためにゆでてザルに広げるようにとって冷ます。
アスパラを容器に入れてひたし汁を注ぎ、1~2時間おく。アスパラを長さ3cmに切って器に盛り、ひたし汁を注いで削り節を天盛りする。


身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
構成:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。
