クミンでつくったスパイシーな和風デュカと甘いかぼちゃが、ホクホクとザクザクの食感も相まってやみつきの一品に。「スパイスは日本酒の中に隠れているおいしさや香りをふくらませてくれます」と酒肴家の稲垣知子さん。今回は、数あるスパイスの中でも特に日本酒に合うという、カルダモンとクミンを使ったつまみを習いました。
ほくほく甘いかぼちゃがスパイシーでコクのあるつまみに。おろしにんにくを加えたり、“追いデュカ”するのも◎。
かぼちゃ | 100g |
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和風デュカ | 大さじ2~3 |
バター | 10g |
かぼちゃはところどころ皮をむいて種を除き、一口大に切って水にくぐらせる。 耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分ほど加熱する。
かぼちゃに竹串がすっと通る程度にやわらかくなったら、和風デュカをまんべんなくふりかけてざっくり和える。
器に盛り、バターをのせる。
和食からエスニックまで、ジャンルを超えて日本酒に合うつまみを研究。スパイスを使った料理と日本酒のペアリングも得意。ふだんは何種類ものスパイスを組み合わせて使うことが多い。「スパイスの効果で、料理とお酒の味わいに深みが増すんです」
文:佐々木香織 写真:宮濱祐美子 スタイリング:大畑純子 撮影協力:UTUWA
※この記事の内容は「技あり!dancyuスパイス」に掲載したものです。