“無国籍居酒屋”風料理で家宴会!
力強い味わいに酒が進む"酔っぱらい刺身"

力強い味わいに酒が進む"酔っぱらい刺身"

紹興酒と醤油に一晩漬けておくだけで、生の刺身よりも宴向きの力強さになります。祖母も母も料理研究家というきじまりゅうたさんの家には、いつも美味しいご飯を食べる人で溢れていたといいます。そんなきじまさんがつくる、パワー溢れる“無国籍居酒屋”風料理をご紹介!年末年始の宴につくってみませんか?

“酔っぱらい刺身”のつくり方

どれも紹興酒に漬け込んだねっとりとした旨味がたまらない。薬味と一緒に食べるとまた違う旨味が感じられます。切る大きさや漬けるものによって若干漬かり具合が変わるので、好みのタイミングを見つけてください。

材料材料 (4人分)

赤海老8尾(頭、殻つき)
白身魚100g(刺身用、サク)
帆立6個(刺身用)
生姜1片
にんにく1片
ピーマン1個
えごまの葉3枚
A
・ 紹興酒大さじ3
・ 醤油大さじ3
・ 砂糖大さじ1/2

1下ごしらえ

海老は頭を取り、背ワタを除く。腹側の殻を脚ごと取り除く。背中側の殻はついたままでOK。

2漬けだれをつくる

Aを混ぜ合わせておく。

3冷やし固める

海老、サクのままの白身魚、帆立をそれぞれビニール袋に入れ、2を3等分して加えて口を閉じ、冷蔵庫で1晩おく。

4薬味を切る

生姜はせん切りに、にんにくは薄切りに、ピーマンはみじん切りに、えごまは半分に切る。

5刺身を切る

漬けておいた刺身を取り出す。白身魚は食べやすい大きさに切り、帆立は半分に切る。海老は殻をむく。

6器に盛る

器に盛り、4を添えていただく。

完成

教える人

きじまりゅうた

きじまりゅうた 料理研究家

祖母は村上昭子、母は杵島直美。多彩な家庭料理を肌で学びながら育つ。アパレルメーカー勤務を経て料理の道に。同世代のリアルな目線でつくるアイデアメニューが持ち味。趣味はサーフィンと音楽鑑賞。『お昼ごはんのめんレシピ!』など著書多数。

文:椙下晴子 写真:田村昌裕

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
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A4変型判(120頁)
2020年12月10日発売/1000円(税抜き)